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旬の果物11月まとめ【希少種や美味しかった品種までご紹介】

果物 旬 カレンダー

だんだん気温が下がり始め、本格的に秋を迎える11月の旬の果物をまとめました。

果物によっては品種ごとに収穫できるものが違うので、プロの果物屋が旬の果物と実際に食べてみたおススメの品種や果物の歴史まで深堀りしてご紹介します。

ご当地のブランド品種のフルーツはどれも美味しいですよ!

あなたが知らない品種を発見できたら嬉しいです。

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秋果物の代表格 柿(カキ)


秋で旬の果物は?と一番に思いつくのが柿ではないでしょうか。

日本と柿の歴史は非常に深く縄文時代の遺跡から柿の種が出てきた程。

数々の歴史書、俳句や和歌にも詠まれ、約1000種にも上る品種があり、日本が指定している国果(国花=さくら、国歌=君が代など)が、柿なんです!みなさんご存知でしたか?

甘柿や渋柿、干柿など様々あり、果物の中でも日本の歴史と柿は非常に密接な果物と言えます。

長い日本の歴史に寄り添ってきた柿と、秋の情緒を感じながら食すと、また一味違った味わいも楽しめる果物です。


おススメの11月 柿 品種

  • 富有柿(ふゆうがき)
  • 太秋柿(たいしゅうがき)
  • あんぽ柿


◆富有柿(ふゆうがき)・・・

食べやすく甘い品種から柿の王様と言われる品種。日本で一番収穫されているのもこの富有柿です。富有柿の祖先にあたる御所柿は1600年代から食べられていた記録があり、幕府にも献上されていた由緒ある柿です。

あの正岡子規が詠んだ有名な一句、「柿(かき)くえば 鐘(かね)がなるなり法隆寺」

この柿が奈良で食べた御所柿を差し、昔から皆に愛されていた果物だった事が伺えます。(上記画像富有柿)


◆太秋柿(たいしゅうがき)・・・

角張が少なく丸みを帯びた形が特徴の太秋柿。

富有柿をベースとし、次郎柿等を掛け合わせて1994年に誕生しました。

平均でも350g以上と大玉になりやすく、大きいものではなんと500g程になります。糖度も17度前後と高く、大きく甘い柿で食べ応え抜群です。


◆あんぽ柿・・・

柔らかくとろけるような甘いあんぽ柿。

干柿とよく間違われますが、ドライフルーツの一種で単純に干した柿ではなく、硫黄で燻製にした後乾かすため、独特の食感と突き抜けた甘い柿になります。

また、あんぽ柿は普通の柿よりビタミンAが2倍あり抗酸化作用が高い果物です。甘さを凝縮した中にも栄養もある江戸時代より受け継がれている柿です。


11月に旬を迎える品種もある 梨(ナシ)

甘い果汁たっぷりの赤梨系である「幸水」や「豊水」、爽やかな甘みが特徴の青梨系の梨「二十世紀梨」など色々な品種がある梨。

私も大好きな果物です!

近年の傾向として、果物の交配技術が進化し、様々な美味しいブランド品種が誕生しています。

特にイチゴやミカン、リンゴ、ブドウなど”高級ブランド品種”が沢山誕生していますが、この梨にも注目の新ブランド品種が沢山あります。


おススメの11月 梨 品種

  • 王秋梨(おうしゅうなし)

そんな新品種ブランドの1つがこの王秋梨。旬は11月からと梨にしては少し遅めに旬を迎える品種です。

王秋梨は梨王国鳥取県より2000年に誕生しました。なんといってもラグビーボール型をした珍しい形が特徴。ころんっとした形もなんだか可愛らしい・・・

もちろん形だけでなく味も抜群!噛むと「ジュワッ」と果汁が溢れ、上品な甘さが口いっぱいに広がります。

今年もこの梨を食べれる季節になった!と、いつも楽しみにしています。

11月頃から出始め、12月位まで楽しめる品種です。


ぞくぞくと新品種が出ている 林檎(リンゴ)

現在日本国内で栽培されているのはおよそ100品種程、世界では約1万種もあるそうです。各国のリンゴも食べてみたいですね。

近年は栽培技術と輸送方法の向上により通年出荷されているリンゴ。

日本のリンゴは寒い季節が旬と思われている方が多いですが、これは日本におけるリンゴの生産量の約半数が「ふじ」の品種で、主に青森産で12月以降に旬を迎える為、リンゴ=冬の果物と思っている方も多いのではないでしょうか?

おススメの11月 林檎 品種

  • 秋映(あきばえ)

梨でもお伝えしましたが、近年リンゴも栽培技術の進歩によって美味しいリンゴの品種が出てきています。

中でも最近、知名度を上げているのが、長野県のオリジナルブランド林檎の3つ+α、

  • シナノドルチェ
  • シナノゴールド
  • シナノスイート
  • 秋映(あきばえ)

シナノゴールド・シナノスイート・秋映の3つは【長野リンゴ3兄弟】と呼ばれ、リンゴの栽培技術が優れている長野県が長い年月をかけて研究した品種です。

どれも美味しいブランド林檎です。

シナノドルチェは更に新しくできた新品種で生産量も少なく希少なリンゴです。(旬は9月なので、9月の旬の果物まとめでご紹介します)

そして、この中で11月に一番の旬を迎えるのがこの秋映リンゴです!

国産リンゴでは珍しく深い赤色になります。(ほとんど黒ぽっいですね)

果肉はやや硬めの部類になり、果汁が多くとてもジューシーな味わい。甘さと酸味のバランスも◎リンゴの香りもしっかりと楽しめる品種です。

10月末から11月にかけて旬は数週間しかない希少品種。美味しさはもちろん、珍しい見た目から、ギフトや贈答品果物にも最適です。



まとめ

11月旬の果物とその品種まで深堀してご紹介してきました。

最近は新しいブランド品種がぞくぞくと出てきています。

旬や収穫時期が短いものも多く美味しいので、どれも見逃せないですね!

地元の方以外が希少種を手に入れようと思うと中々難しいですが、近年はネット通販でも取り扱っているショップが多く、Yahoo!や楽天などのネット通販でも販売しています。

気になる果物が見つかりましたら嬉しく思います(^^♪

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