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果物の旬5月まとめ【果物屋がおすすめする5品種】

5月旬果物まとめ果物 旬 カレンダー



気温もだいぶ暖かくなってくる5月。


「5月に旬を迎える果物は何があるんだろう?」

「果物の種類だけではなく、細かな品種まで美味しい物があれば知りたい!」

「母の日もあるので贈答品やギフトとして季節の果物を贈りたい」



こういった疑問に答えます。



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果物の旬5月まとめ【果物屋がおすすめする5品種】


5月の果物は主にメロンやサクランボ、マンゴーなどが旬を迎えます。


よくみる果物でも1番美味しいのは5月だったり、

近年は、様々な果物で品種改良がなされ、甘く美味しい果物がすごく増えてきました。(うれしい限りです。)


しかし、新しく誕生した品種は栽培が難しかったり、旬の期間が1ヵ月未満、なんてことも珍しくありません。



年間を通じて果物を食べている私、果物大好きyuyuが実際に食べてみて美味しと思った果物を品種まで深堀りしてご紹介していきます!



今回も旬がわずかな期間しかない品種や、よくみる果物でも5月が1番美味しい果物など、5品種ご紹介していきます。



見逃さずチェックしていきましょー。



【佐藤錦】日本を代表する高級果物

  • 出荷時期・・・ 5月~6月頃
  • 主な産地・・・ 山形県
  • 特徴・・・ まるで宝石の輝き、甘さと酸味が絶妙なオトナの果物

高級果物の代表格、キレイに化粧箱に並んだ佐藤錦はルビーの様な輝きです。
なんだか食べるのがもったいない気持ちになります。



アメリカ人の友人に佐藤錦をプレゼントした時、あまりの美しさに驚いていました。

やっぱり日本の農家さんは凄いですね。「美味しい果物を作りたい」「良い品を食べて欲しい」という思いがヒシヒシと伝わります。

日本人として誇らしい気持ちになりました。


口に含むとほのかなサクランボの香りがまわり、
甘さと酸味が程よくマッチした味はオトナの果物。
値段は張りますが、特別な日や大切な方へのギフトに。




サクランボは桜の木になる実なのですが、よく見る桜に実が付いている物を見たことがありませんよね?


都会などでよく見る桜「ソメイヨシノ」は実を付ける事はなく、実を付ける桜は主に「セイヨウミザクラ」など品種が違うためです。


この「セイヨウミザクラ」が明治以降に東北・北海道に広まった事から、山形県や北海道などでサクランボ栽培が盛んになった訳ですね。




化粧箱に入った佐藤錦は1箱/1万円以上する事も多く、普段に食べるのは中々難しいですが、パックやバラで詰めた物だと比較的、値段も安く並ぶ事があるのでねらい目です。



【ゼスプリゴールデンキウイ】南半球からくる旬が逆の果物

  • 出荷時期・・・ 4月~9月頃
  • 主な産地・・・ ニュージーランド
  • 特徴・・・ やや黄色みがかった見た目と果肉、酸味少なく甘め


本来、キウイの旬は秋口から冬に入る寒くなってきた時がシーズンですが、季節が南半球で真逆になるニュージーランドよりやってくるゼスプリキウイが日本ではこの時期に楽しめます。


「サンゴールド」と「グリーン」がありますが、「サンゴールド」は、

酸味が少なく、あま~いトロピカルな味わいが美味い!
多果汁で栄養もたっぷり。朝食や食後の1玉が丁度良い量。
少し大玉を狙って食べています。



スーパーなどでかなり変わるのが大きさ。

小さいキウイより、少し大玉の方が食べ応えも味も◎
私は22玉サイズ以上を探して食べてます。



「グリーン」は酸っぱい!と、思われている方もいるかもですが、完熟すると甘味が増して、こちらも美味しいですが、どちらかと言えば「サンゴールド」の方が食べやすい印象です。




キウイで知っておきたいのが栄養素。


「サンゴールド」はビタミンC、ビタミンEが豊富で、「グリーン」は食物繊維が多め。

味だけでなく栄養素も違いがあります。



また「アクチニジン」というキウイより発見された特有の成分もあり、タンパク質の消化を促進しアミノ酸吸収率を高めつつ、便秘解消に期待できます。



ここでは詳しくは記載しませんが、美容と健康の栄養素を詰め込んだみたいな果物です。


ただ、食べ過ぎるとアレルギー反応も起こしやすいので、何を食べるにしてもほとほどに。



【アップルマンゴー】とろける味わい旬を迎える南国果物

  • 出荷時期・・・ 4月中~7月頃
  • 主な産地・・・ 宮崎県、沖縄県、鹿児島県
  • 特徴・・・ 国産マンゴーの代表格、とろける味わいは絶品


5月になると本格的にマンゴーが並び始めます。


値段がお高めなので、私はあまり食べる機会は少ないですが、1年に1度は食べたくなります。



国産で見るマンゴーのほとんどはこの「アップルマンゴー」。



正式名称は「アーウィン種」、熟していくと緑色から鮮やかな赤色へと変わることから「アップルマンゴー」と呼ばれるようになりました。

正式には「アップルマンゴー」品種名ではなく、総称のようですね。


とろける様な食感と芳醇な香りはマンゴー独特、
平均の糖度でも14%前後あるので非常に甘いです。
画像の様な切り方もかんたんに出来るので、人前に出すとすごく喜ばれます。




樹なりで完熟させ、自然に落下した実を厳選し、糖度15度以上/重さ350g以上のマンゴーを宮崎県産なら「太陽のタマゴ」・鹿児島県は「夏姫」として出荷されています。




数年前はマンゴーブームにより太陽のタマゴの値段が、1玉/1万円程する事もありましたが、今では大きさ等級などでも異なりますが、安いものだと、1玉/3000円前後から手に入れることができます。



通年使われている冷凍のマンゴーとは比べ物にならないくらい生のマンゴーは美味しいです。



【アンデスメロン】美味しくコスパ良し5月に旬なメロン

  • 出荷期間・・・ 4月~8月
  • 主な産地・・・ 茨城県
  • 特徴・・・ きれいな網目があり、味も良く値段もおてごろメロン


さぁメロンの季節がやってきました!


メロンの旬って今頃なの??冬でもよく見る気が・・・

と、思われている方も多いはず。



メロンはハウス栽培の技術が進歩し、通年を通して出荷される様になった為、1年間ずーっと見る機会があるので、旬のイメージが付きにくいかもしれませんが、メロンの旬は5月~初夏にかけてになります。



国内最大の産地である茨城県を代表するメロンがこの「アンデスメロン」


メロン本来の味と香りがしっかりと楽しめ、何より値段もお手頃。
小ぶりだけど網目もあり見た目にも良い。
子どもでもパクパク食べています。



名前の由来は、「アンシンデス(安心です)メロン」だったのが、名称が長すぎるという事で、メロンも芯(しん)を取って食べるから名前も”しん”を取って「アンデスメロン」となったそう。


山のアンデス山脈とは関係がまったくないです。笑




メロンの産地と種類でいえば、みなさん静岡県産のマスクメロンを思い浮かべる方も多いはず。

高級フルーツの代表格ですよね。




スーパーなどでは、マスクメロンが1玉/約3000円以上なのに対し、アンデスメロンの場合1玉/1000円以下で手に入れる事も。

これ位の値段帯なら普段のちょっとした時にでも食べやすいです。




全国のメロン生産量を見てみると上位3位は、

1位・・・茨城県 23%

2位・・・北海道 17%

3位・・・熊本県 15%

農林水産省平成22年統計


となっており、上位3つの道県で全国のメロン収穫量の50%以上を占めています。


私も調べていて思ったのですが、静岡県が入っていないのは意外でした。
(平成22年度で収穫量6位)




茨城県の「アンデスメロン」以外にも、北海道産「ルピアレッド」・熊本県産「肥後グリーン」・千葉県産「タカミメロン」と気になる品種がたくさん。



メロンは全国各地でブランド化されている品種が多いので、マスクメロンも含め、またメロンだけでまとめ記事を書こうと思います。



【カラマンダリン】5月に旬を迎える遅咲きのミカン

  • 出荷期間・・・ 4月~5月
  • 主な産地・・ 愛媛県、三重県
  • 特徴・・・ 見ためより中身で勝負、甘味と酸味のバランスが◎

この時期にミカンが旬!?と、思われるかもですが、やっと旬がきました。


ハウスみかんを除く、温州ミカン系でもっとも旬が遅いミカンがこのカラマンダリン。



名前から海外産? と思われるかもしれませんが、ちゃんとした日本産のミカンです。




カラマンダリンの概要をちょこっと解説。


日本産の尾張温州×外国産のキングマンダリン を交配させて誕生。



歴史は古く、1935年にカリフォルニア大学の博士が研究し発表したのでカタカナ名になったようです。


このカラマンダリン、日本には1955年頃に栽培をし始めたのですが、本来の温州ミカンの収穫時期である1月頃に収穫すると「めちゃくちゃ酸っぱくて商品にならん!」と、食べれないほどの酸味で商品化には至りませんでした。



その後、カラマンダリンの樹に実がなっても放置していた所、5月頃にふと、樹を見ると小鳥がカラマンダリンの実に群がっているのを見つけ、食べてみると「・・・美味しい!」と言う、ほったらかしてたら美味くなっていたミカンです。


少しオレンジが濃い色をし、見た目はゴツゴツして不格好ですが、
甘味の中にもほど良く酸味が残り奥深い味わい。
味も濃く濃厚。果汁も多くジューシー。
いつも食べる温州ミカンと少し違う味わいが楽しめます。



「今年もミカンの季節は終わりかぁ・・・」



と思っている時に旬を迎えるのが、このカラマンダリンなので最後のシメ的な存在として毎年楽しみにしています。



3月の終わり頃に収穫し、酸抜きをして4月頃から5月頃まで出回ります。

酸抜きの関係で、出回る最後の方のカラマンダリンが味もよくおススメです。




見た目が少し劣るので、味がイマイチかも・・・と思ってしまうと非常にもったいない。

1年でも数か月程しかないので、見逃しは要注意!



まとめ



いかがでしたでしょうか?


佐藤錦は中々手が出しずらいかもですが、他の果物はスーパーなどでも最近ではよく見かけます。
旬の時期は味が美味しく、更に安い!ので是非食べてみて下さい。



次は6月、みんな大好きブドウやモモが出始めます。



私が実際に食べてみた、おススメの品種や産地を深堀りしてまたご紹介できればと思います~。



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